風力発電  リスク回避にコストの掛かり過ぎる原発よりベター


人為的ミスは工場業務などに関わった方ばかりだけでなく、どんな場合にも起こります。

例えば一生交通事故を起こさずに自動車を運転した方でも、右折の時に横断歩道の右手から来る人を確認せずに右折してしまったというミスを犯したことはあると思います。しかしたまたま横断歩道を渡っていた人が車に気がついた為、事故は回避できていたのかもしれません。

たまたまラッキーだったので事故を回避できた。

これはまさか原子力発電システムを運営している方々にとって、あってはならない事ではあり、当然120%の安全対策をして、バックアップ体制を整え、対策していることと思います。

しかし人為的ミスはどうしても起きてしまい防ぎようがありません。



北朝鮮の世界に対する交渉の道具となっている核開発問題ですが、武器としてだけではなく、発電のエネルギーとして使用することがいかに無謀か、その危険性が問われています。


今、日本の原子力発電を全て停止して、バックアップの火力発電を稼動させたとしても7割の稼働率でカバーできるそうです。電力会社も危険回避のため、いつストップしても大丈夫なように、原子力発電のバックアップ体制は万全です。

日本の電気料金は先進国と呼ばれている国々の中でも世界一です。原子力発電を止めて、再生可能エネルギーに変更しつつある国ドイツよりも高いのです。

原子力発電の危険を防ぐ為の万全の安全装備、周囲の住民の説得の為の様々な手厚い心理的ケアの為の経費、一度稼動し始めると簡単には制御不能なシステムであるため、夜間料金の設定と、電力使用の過度な奨励(オール電化生活?)の為のCMコスト(電力の使用にCMが要りますか?)等本当に危険なシステムである原子力発電の危険を回避する為に、様々な、多大なコストがかっているのです。

風力発電は、何の燃料も必用としない。CO2も出さない、高レベル放射性廃棄物も出さない、発電システムなのです。

原子力発電を高性能の火力発電に置き換え、それを風力発電に置き換えてゆくことだって可能なのです。

危険回避の為に膨大なコストの掛かる原子力発電を止めて、風力発電など再生可能エネルギーに置き換えて行くのは、現在の人類の英知で充分可能なのです。